石川県ぐらし目前。アパートを探しにいきました。(地方移住・家探しのススメ)

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引っ越し準備

こんばんは。家族3人で石川県へ移住準備中。カズマです!

石川県への引越し日は11月15日に決まりました。まいにち仕事の引き継ぎや引越し準備で「てんてこ舞い」ですが、家族で協力して、すこしずつ前に進めています。

引っ越しへの思いはこちら↓

先日は石川県に行って「家探し」をしてきましたので、その流れをご紹介します。

ちなみに両親との二世帯住宅でなく、「実家から少し離れたところで、賃貸で暮らす」ということは以前から決めていました。

おすすめはSUUMOアプリで家を見まくること

遠方の引越し先を探すにあたり、まずはじめたのは、「探し方を探すこと」でした。

石川県はとても広いです。昔住んでいたことがあるとはいえ、これまで「妻娘と暮らす」という視点で石川県を見たことがなかったので、どこを選べばいいのか、さっぱりわかりませんでした。

職場に近いこと?「住みたいまちランキング」の上位?実家の近く?大きな家?

どこから手を付ければいいか、わかりません。

そこでぼくたちはまず、SUUMOアプリで家を見まくることからはじめました。

SUUMOアプリのよさは、希望の間取りや条件を選択しつつ、地図上に指で円を描けば、その中にある物件をピックアップしてくれることです。

金沢市、お隣の野々市市、かほく市など、とにかくいろんな場所で、円を描きまくりました。

円を描けばその中から物件をピックアップしてくれます
細かく条件をえらぶこともできます

たくさん見るうちに、興味の傾向がわかってくる

SUUMOアプリが示した物件の中で、ピン!ときたものを、片っ端から「お気に入り登録」していきます。すると不思議なもので、なんとなく、傾向みたいなものが見えてくるのです。

「自分は駅から近いほうがいいんだな…」とか、「図書館の近くがいいんだな…」とか、あるいは「部屋数は少なくても面積は広いほうがいいんだな…」とか。

もちろん、選んでいくうちに考えは移ろいいくもの。最初にピンときた物件が、次の週には興味を失ったりすることもたくさんありました。自分は「いい」と思っていても、妻はピンときていない…ということもあります。

でも、この試行錯誤は、ほんとうに良かったです。自分たちはどういう場所で、どういう部屋に住みたいのか?といったことがわかってくるのです

あとは、物件概要を見ただけで、家賃を言い当てる特殊能力が身につきました(笑)。

いざ内覧へ。2泊3日の強行スケジュール

数ヶ月かけて膨大な数の物件を見て、最終的に候補を3つにしぼりました。もっと間口を広げたい気持ちもありましたが、家族3人で関東から石川県に行ける時間は限られています。ぼくたちが確保できたのは「2泊3日」という日程。

組み上げたのは、下記のスケジュールです。※ちなみに物件は金沢市と内灘町からピックアップしました。

1日目

9:00〜関東出発 13:00〜金沢到着 15:00〜一軒目(内灘町内)内覧 17:00〜海岸付近を散策

2日目

10:00〜自動車購入(石川県では必須と言われいます)13:00〜二軒目(金沢市内東部)内覧 15:00〜三件目(金沢市内北部)内覧

3日目

10:00〜決定した物件近くの散策、保育園調査 13:00〜帰路へ

5歳の娘を連れての行動としては、かなりの強行スケジュールです。娘は「もう移動するの飽きた〜」と疲れ果てた様子。申し訳ないことをしました。

それでも、周辺環境もふくめて、しっかりと巡っておいて、ほんとうによかったです。アプリでは見えてこなかった部分が、たくさん見えてきました。

海もいきました。内灘海岸。広い!!

きれいなようでそうでもなかったり。逆もしかり。

アプリの写真ではきれいに見えても、物件のまわりが汚かったり、よく見ると部屋の隅っこでたくさん虫さんが転がっていたり。

ちなみに(一般的に)空き室には、ほかの部屋から逃げてきた虫が入り込むので、転がっているのはしかたない部分があるらしいです。しかし、内覧時に目撃してしまうことで心象が悪くなるのもまた、しかたのない部分です。

一方で、実際に見に行ったことで、写真よりずいぶんと印象がよくなるケースもありました。顕著なのは共有スペース。たとえば「無法状態」になりがちな駐輪場がきれいだったりすると、住んでいるひとがいいのかも。とか、管理が行き届いているんだなあ。といったことがわかってきます。

写真はイメージ

あとは「周辺は落ち着いた雰囲気か?」「買い物をするところがあるか?」など、地図上ではわからない情報をできるだけ収集するようにしました。

最後は不動産屋さん(担当者)の魅力。

ここまで「選び方」みたいなことを語っておいてなんですが、最終的には不動産屋さん…とりわけ担当者さんの魅力で決定しました。

物件はよくても、対応がぶっきらぼうというか、愛想のない担当者さんも中にはいました(そのほうがむしろ「ビジネスライクでいい」という考えもあるかもしれませんが)。

でもぼくたち家族としては、人間味のある担当者さんと取引がしたかった。さして高い家賃ではないとはいえ、住む年数によっては何百万円もする人生屈指の買い物です。何より、せっかくの移住です。気持ちのいい物件選びをしたかったのです。

決定した物件の不動産屋の担当者さんは、社暦の浅い青年でしたが、淡々としつつも誠実に答えようとしてくれました。やっぱり誠実がいちばんですね!

まとめ

最終的には金沢市の北部に居を構えることにしました。

金沢市中心部にも、内灘海岸にも、実家にも、職場にも行きやすい場所を選ぶことができました。部屋数は多くはないものの70平米あり、3人で暮らすには十分な広さです。SUUMOアプリを通して洗練させてきた「必要だと思う要素」も、おおむね満たした物件となりました。

ぼくたちの物件選びの方法、少しでも参考になればうれしいです。

さいごに、おまけ。最終日に立ち寄った「内灘町総合公園」の展望台からの景色です。

パノラマで撮りました、河北潟と日本海がきれいです。

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